2003015
i m p r e s s i o n

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車の右サイドである。こりゃなんだ! なんて書いてあるのだ! 読めないよ!
いくら車の進行方向が関係しているといっても、これはやりすぎだよ。
商品名などのロゴタイプは、全体の固まりの印象も含めてロゴタイプなのである。
企業が、イメージをことさら混乱させる方法で表示してほしいと希望するはずもない。
日本固有のこの混乱を終息させる必要がある。この表示を担当した者は反省しなければいけないのだ。
もしも仮に、デザインの国家資格制度があったとして
あり得ないけれど僕がその審査官だったりしたら、僕はこの担当者を断固落選させるだろうな。
たとえ、最低の国家認定・三級デザイン士の資格であってもだよ。
それどころか、島流しの刑に処するかもしれない。八丈島か隠岐島か佐渡島で、反省の日々を送ってもらう。
反省文を書いてもらい、心得違いの悪行をお許しクダセイマシお代官さま!
と書くまでは現場復帰をゆるさない。それほど罪深いことと認識すべきなのである。
……と、偉そうなことをいう人も世の中にはいるだろうが、
気弱な僕にはそんな大それたことは決していえそうにありません。

2003.01.15