2003028
i m p r e s s i o n

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小津の東京物語、笠智衆や原節子がでてきそうな、このような戦前に建てられた家屋が、
築地界隈から隅田川を挟んで佃島界隈にはまだすこしだが残っている。
その頃の建物はある種の様式美があり、並んでいるところは町並みとしての品性がある。
しかし、戦後に建った木造住宅やビルには統一感がまるでなく、町並みとしての品が感じられない。
日本もそろそろ、品のよい町並みづくりのために、ルール策定の議論をしてもよい時期ではないかと思う。

2003.01.28